カレーライスの隠し味にコーヒーは使える？ベストな量やタイミングを解説
はてブ
送るコーヒーがカレーの隠し味に使えるのをご存じでしょうか？
実は、カレーにコーヒーを入れるといつもと一味違う美味しいカレーになるんです。
カレーの隠し味にコーヒーをどう使うか気になりませんか？
この記事では
- 隠し味にコーヒーを入れるとカレーライスはどんな味になるのか？
- カレーライスの隠し味に入れるコーヒーの量やタイミング
- カレーライスの隠し味に使うコーヒーの種類
などコーヒーをカレーの隠し味に使うには、どうすればいいかを解説します。
この記事を読んで、自宅のカレーをレベルアップさせてみましょう！
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カレーライスの隠し味にコーヒーは使えるのか？
コーヒーの苦みにはカレーのコクや深みを引き出す効果があり、カレーの隠し味として使うことができるのです。
市販のカレーのルーには、味の５大要素である「甘味・塩見・酸味・うま味・苦味」のうち苦味だけが不足しています。
コーヒーを入れることで、不足している苦味を補うことができカレーにコクが出ます。
なので、コーヒーを隠し味に使うと１晩寝かしたカレーのような深みのあるカレーに仕上がるのです。
また、コーヒーにはカレーの味を整えてくれる効果も期待できます。
甘くなりすぎたり、味が濃くなったりと味のバランスが崩れてしまったカレーにコーヒーを入れると味が整って美味しくなります。
隠し味にコーヒーを入れるとカレーライスはどんな味になる？
隠し味にコーヒーを使ったカレーは、いつもよりコクや深みが引き出されたカレーになります。
コーヒーの苦味のよってコクが増し、ワンランク上のカレーに仕上がります。
コーヒーの酸味と苦味がカレーのスパイスと合わさって、一晩寝かせたようなと深みのあるカレーの味になるのです。
また、苦味には辛味を和らげる効果があるので、コーヒーを入れるとカレーがマイルドになります。
辛いのが苦手という方は、カレーの隠し味に一度コーヒーを使ってみるのも良いでしょう。
使うコーヒーは、インスタントコーヒーが手軽なのでおすすめです。
味を見ながら適量を加えてください。
インスタントコーヒーがなければ、濃い目に淹れたドリップコーヒーでも代用可能です。
その場合もルーを溶かした後に加えてくださいね。
カレーライスの隠し味に入れるコーヒーの量やタイミングは？
コーヒーをカレーに入れるタイミングは、カレーをご飯に注ぐ直前に入れるのがベストです。
カレー自体が完成した状態で火を止めてから最後にコーヒーを入れましょう。
理由は、コーヒーを入れた後に煮詰めるとコーヒーの香りや味が飛んでしまい隠し味としての効果が薄れてしまうからです。
インスタントコーヒーの場合は、粉が溶け切るように入れてから２～３分混ぜましょう。
ドリップコーヒーの場合は、入れた後に５回ほど混ぜれば完成です。
入れる量は、カレールー１箱に対してどちらも小さじ２杯を目安に味見しながら調整してください。
味の調整が不安な人は、小さじ１杯ずつ入れて味見しながら自身の好みの味にしていきましょう。
温め直したい場合は、カレーがグツグツと煮詰まる直前に火を切ればコーヒーの風味を保ちつつ温めることができます。
カレーライスの隠し味に使うコーヒーの種類は？
カレーの隠し味に使うと言っても、コーヒーにはいくつかの種類がありますよね。
ここでは、カレーの隠し味に使えるコーヒーは何があるのかをご紹介します。
カレーの隠し味に使えるコーヒーの種類はこちら
それぞれ使い方には注意点があります。
せっかくコーヒーを入れたのにカレーがまずいという事態にならないように、使い方をしっかり理解しましょう。
では、１つずつ解説していきますね！
ドリップコーヒー
ドリップコーヒーを使用する場合は、濃い目のコーヒーを使ってください。
使用量の目安は、カレールー１箱に対して小さじ２杯です。
普通の濃さだとコーヒーの風味がカレーに負けてしまい隠し味の効果が薄くなってしまいます。
細挽きのコーヒー豆を高温でゆっくり抽出するといいでしょう。
火を切る直前にドリップコーヒーを入れてかき混ぜるとおいしいカレーになります。
ドリップコーヒーを隠し味に使うと苦味に加えて、コーヒーの酸味が感じられるカレーになります。
そのため、味がコーヒーを入れる前よりも複雑になり、深みのあるカレーになりやすいです。
インスタントコーヒー
インスタントコーヒーは、粉のままカレーに投入してOKです。
使用量の目安は、カレールー１箱に対して小さじ２杯です。
粉のまま入れるので、投入後すぐにカレーの火を切るとインスタントコーヒーが溶けないということが起こります。
インスタントコーヒー入れてから２～３分ほどかき混ぜると粉が残ってカレーがまずいということにはなりません。
どうしてもインスタントコーヒーが溶けないということを避けたい場合は、あらかじめ水でインスタントコーヒーを溶かしてから使用するといいでしょう。
インスタントコーヒーを隠し味に使うと苦味とコクがしっかりと加わったカレーになります。
缶コーヒー
缶コーヒーは、ブラック無糖のコーヒーを使用します。
使い方は、ドリップコーヒーと同じです。
火を切る直前に入れましょう。
注意点は、コーヒーの濃さが普通なのでドリップコーヒーに比べて入れる量が多くなることです。
カレールー１箱に対して小さじ３～４杯ほど使用します。
量は味見しながら調整してください。
コーヒーを入れ過ぎたためにカレーが水っぽくなってまずいということが起こります。
缶コーヒーを使用する場合は、コーヒー使用量を見越して少し水の量を減らしたカレーを作ってください。
缶コーヒーを使うとドリップコーヒーと同じくカレーの味に深みが出ます。
ドリップコーヒーよりも薄い分、量の調整で失敗しにくいのでどんな味になるか試したい方におススメです。
コーヒー牛乳
他のコーヒーと違ってコーヒー牛乳には、砂糖と牛乳が入っています。
コーヒー牛乳を隠し味に使うと砂糖と牛乳の効果でまろやかなカレーになります。
辛いのが苦手な方や子供向けのカレーにおすすめの隠し味です。
砂糖や牛乳が入っている分コーヒーの成分が薄くなるので、はじめは味見しながら好みの量を探してください。
目安はカレールー１箱に対して、小さじ２～４杯の間で調整しましょう。
入れるタイミングは、火を切る直前です。
缶コーヒーと同様に、コーヒー牛乳の使用量を見越して水の量を減らしたカレーを作ってください。
コーヒー以外のカレーライスの隠し味は？
コーヒー以外にもカレーの隠し味に使える食材があります。
それぞれの特徴を理解すれば、
では、１つずつ解説していきますね。
チョコレート
チョコレートをカレーの隠し味に使用する場合は、ビターチョコを使いましょう。
使用量は、カレールー１箱に対して１～２カケです。
入れるタイミングは、カレールーと同時に入れましょう
チョコレートには、コーヒーと同様にカレーに苦味を加えてカレーを美味しくする効果があります。
また、砂糖も入っているのでまろやかなカレーにもなりやすいです。
牛乳
まろやかなカレーを作りたい場合は、牛乳を隠し味に使いましょう。
牛乳には、辛さを抑える効果があるので子供向けのカレーにはおすすめです。
入れる量は、カレールー１つに対して牛乳５０ｍｌを入れてください。
ルーを溶けた後に牛乳を入れて煮込むと美味しいカレーになります。
はちみつ
はちみつを入れるととろみとコクのあるカレーになります。
はちみつの甘さがカレーのスパイスを引き立たせてくれます。
また、はちみつの甘味は自然な甘さなので、甘味が際立つことなく調和のとれた美味しいカレーになりますよ。
入れる量は、カレールー１箱に対して大さじ１杯です。
入れるタイミングは、カレールーを入れる前にはちみつを入れましょう。
カレーライスとコーヒーの食べ合わせはどうなの？
実は、コーヒーとカレーライスは相性のいい食べ合わせというのをご存じでしょうか？
辛味と苦味はお互いの美味しさを引き出す効果があるので、コーヒーを飲みながらカレーを食べると旨味が際立ちます。
喫茶店のメニューにカレーが良くあるのも食べ合わせが良いからなんです。
また、健康面でもカレーとコーヒーは相乗効果があります。
コーヒーには、カフェインやクロロゲン酸が含まれており。覚醒作用や抗酸化作用などの効果があります。
カレーのスパイスも同様に覚醒作用や抗酸化作用があるので、お互いの効果を高め合う効果が期待できます。
カレーライスの隠し味にコーヒーを使って美味しいカレーを作ろう！
コーヒーをカレーの隠し味に使うと自宅のカレーにコクや深みを与えてくれます。
カレールーに不足している苦味をコーヒーが与えてくれるので、１晩寝かしたカレーのような複雑で深みのあるカレーに仕上がるのです。
カレーができた後に火を切って、コーヒーを隠し味として適量（カレールー１箱で小さじ２杯）入れるだけで完成です。
使うコーヒーは、インスタントコーヒーでもOKなので手軽ですよね。
隠し味にコーヒーを使って、自宅のカレーをレベルアップしましょう！