コーヒーフレッシュの成分は何?原料や牛乳との違いを解説

コーヒーフレッシュの成分は何?原料や牛乳との違いを解説

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コーヒーを飲むときに「コーヒーフレッシュをよく使う」という人は多いでしょう。
実は、コーヒーフレッシュは牛乳じゃないってご存じですか?

ではコーヒーフレッシュは一体何でできているのか?
この記事では、コーヒーフレッシュの成分について解説していきます。

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コーヒーフレッシュとは?

コーヒーフレッシュとは?


コーヒーフレッシュとは、ミルクの代わりにコーヒーに入れる液体です。
コーヒーフレッシュをコーヒーに入れるとミルクの風味が加わりまろやかになります。
砂糖と同じくコーヒーに入れる調味料のようなものですね。

植物油脂クリーミング食品と呼ばれており、植物性油と水と添加物を混ぜてミルク風にした液体です。
常温で長期保存が可能なため、保管管理が楽という特徴があります。

コーヒーフレッシュの成分

コーヒーフレッシュには、多くの添加物が含まれています。
どんな添加物が含まれているのか、1つ1つ解説していきます。

①トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、脂肪酸の一種で天然の食品中に含まれるものと油を加工したり精製する際に生じるものがあります。
トランス脂肪酸を取り過ぎると心筋梗塞や動脈硬化(冠動脈疾患)のリスクが高まるとされています。
また、肥満やアレルギー症状が悪化する可能性もあります。

②乳化剤(ショ糖脂肪酸エステル)

乳化剤は、水と油が分離するのを防ぐ役割をしています。
コーヒーフレッシュの成分である植物性油脂と水を混ぜ合わせるために使われています。

③増粘多糖類

増粘多糖類は、とろみを出すために使われている成分です。
牛乳特有のとろみを再現するために使用されています。

④植物性油脂

コーヒーフレッシュの成分④植物性油脂


植物性油脂は、植物から摂取した油です。
主にパーム油・ひまわり油・菜種油などが使われています。
コーヒーフレッシュの主成分ですね。

⑤PH調整剤

コーヒーとコーヒーフレッシュを混ぜやすくする効果があります。
PH調整剤がない場合、コーヒーに含まれる酸の影響でコーヒーフレッシュがダマなりやすく混ざりにくいです。
PH調整剤を入れることでダマが起きづらくなり、コーヒーと混ざりやすくなります。
他にもコーヒーフレッシュの日持ちをよくする保存料の役割があります。

⑥酸化防止剤(ビタミンC)

植物性油の酸化を防止する効果があります。
酸化を防止することで、コーヒーフレッシュのおいしさを維持することができます。
PH調整剤と同じく、保存料の役割もあります。

⑦砂糖

コーヒーフレッシュの成分⑦砂糖


砂糖で甘味を足すことで、コーヒーフレッシュの味を整えています。
コーヒーの酸味を抑制し、コーヒーをまろやかにする効果があります。

⑧香料

ミルクの香りを付けて風味を出す効果があります。
香りを足すことでミルク感がぐっと上がります。

⑨着色料

ミルクの色味に近づけるために使用します。

コーヒーフレッシュの成分と牛乳の成分は何が違う?

コーヒーフレッシュに牛乳は使われていないので、コーヒーフレッシュと牛乳は中身が全然に違います。
当然、含まれている成分にも違いがあります。
大きな違いは、カルシウムとビタミンです。
この2つはコーヒーフレッシュに含まれていません。
また、脂肪分も乳脂肪と植物性油脂という違いがあります。

成分コーヒーフレッシュ牛乳       
カルシウム×
ビタミン×
脂肪植物性油脂乳脂肪
コーヒーフレッシュと牛乳の成分比較

コーヒーフレッシュの成分が体に悪いと言われるのはなぜ?

コーヒーフレッシュの成分が体に悪いと言われるのはなぜ?


コーヒーフレッシュに含まれるトランス脂肪酸と乳化剤に健康リスクがあるため、コーヒーフレッシュは体に悪いと言われています。
また、賞味期限が過ぎたコーヒーフレッシュは油が酸化し、肌荒れなどの健康リスクがあります。
コーヒーフレッシュの賞味期限は、見過ごしがちなので気を付けましょう。

  • トランス脂肪酸
  • 乳化剤
  • 油の酸化

上記の3点からコーヒーフレッシュは体に悪いという意見がでているのでしょう。

コーヒフレッシュが体に悪いのかについては、こちらの記事で詳しく解説しているので興味のある方はせひご覧ください!

関連記事:【注意】コーヒーフレッシュが体に悪い理由とは?ミルクなどの代わりをご紹介

コーヒーフレッシュの成分に関するQ&A

コーヒーフレッシュの成分に関するQ&A


ここでは、よくあるコーヒーフレッシュの成分に関するQ&Aにお答えしていきます。

コーヒーフレッシュのカロリーは?

コーヒーフレッシュのカロリーは10kcalほどです。
コーヒー1杯にコーヒーフレッシュと角砂糖を1つずつ入れると30kcalになります。

コーヒーフレッシュ(1ポーション)10 kcal
角砂糖(1つ)16 kcal
コーヒー(1杯:150ml)4 kcal
合計30 kcal
コーヒー1杯のカロリー

コーヒーフレッシュとプラスチックは成分が同じ?

コーヒーフレッシュは、「飲むプラスチック」と呼ばれることがあります。
原因は、トランス脂肪酸がプラスチックに似ていると言われているからです。
しかし、この2つは全く別物でトランス脂肪酸は体内で消化吸収できますが、プラスチックはできません。
また、常温で放置しても腐らず痛みもしないことからプラスチックのような食品というイメージを持つ方もいます。
実際は保存料の効果で腐らず長持ちするのであり、プラスチックと成分が同じだから腐らないわけではないです。

コーヒーフレッシュには発がん性がある?

結論から言うとコーヒーフレッシュに発がん性はありません
トランス脂肪酸が含まれているので発がん性があると思われがちですが、トランス脂肪酸に関連する健康リスクは心筋梗塞などの冠動脈疾患です。
トランス脂肪酸以外の成分も発がん性があるものはなく、コーヒーフレッシュには発がん性はないと言えるでしょう。

また、トランス脂肪酸は1日2gまでなら健康に害はないと言われており、コーヒーフレッシュに含まれるトランス脂肪酸の量(0.04g)による健康への影響は、それほど大きくないと考えられます。
トランス脂肪酸の発がん性については、厚生労働省が関連性は明らかではないと言及しています。

コーヒーフレッシュの成分を知っておこう!

コーヒーフレッシュの成分を知っておこう!


コーヒーフレッシュを適量使う分には問題ないですが、体に良くないものが入っているというのも事実です。
健康が気になる人やたくさん使う人は、牛乳などの代用品に代えてみましょう!

コーヒーフレッシュの代用品に関しては、下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:コーヒーフレッシュの代用品10選!牛乳・クリープ・生クリームなどを紹介

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