カフェオレのカフェイン量は少ない?ブラックやコーヒー牛乳などと徹底比較
カフェオレは非常に人気のあるコーヒー飲料ですが、カフェインがどれくらい入っているかご存じでしょうか?
コーヒーは苦手だけどカフェオレは好きという方も多いでしょう。
飲みやすいので、ついつい飲み過ぎてしまうカフェオレですが、飲む量に気を付けないとカフェインの取り過ぎになる恐れがあります。
この記事では
- カフェオレのカフェイン量はどれくらい?
- 他の飲料はカフェオレと比較するとカフェイン量は多いのか?
- 1日に摂取してもいいカフェイン量はカフェオレ何杯分?
- カフェオレに含まれるカフェイン量が気になる人の対処法
などカフェオレのカフェイン量について詳しく解説します。
この記事を読めば、カフェオレの飲み過ぎによるカフェインの過剰摂取を防ぐことができます。
カフェオレのカフェイン量を知って、適量を守りながら美味しいカフェオレを楽しみましょう!
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カフェオレのカフェイン量はどれくらい?
カフェオレは、コーヒーに牛乳を加えた飲み物なので、一般的にはカフェインの量は少ないと言われています。
カフェオレのカフェイン量は、コーヒーの種類・淹れ方・牛乳の量によって異なりますが、ドリップコーヒーと牛乳を1:1の割合で作った場合は、コーヒーカップ1杯(150ml)で約40〜50mg程度です。
缶コーヒーのカフェオレになるとカフェイン量が変わります。
缶コーヒーには、ロブスタ種という種類のコーヒー豆が使われており、ドリップコーヒーに使われるアラビカ種と比べてカフェイン量が2倍になります。
そのため、缶コーヒーのカフェオレはカフェイン量が多くなる傾向にあります。
各メーカーのカフェオレのカフェイン量はこちら
100mlあたりのカフェイン量 | |
サントリー ボス カフェオレ | 40mg |
キリン ファイア 贅沢カフェオレ | 50mg |
アサヒ ワンダ 特製カフェオレ | 50mg |
ダイドーブレンド 絶品カフェオレ | 30mg |
他の飲料はカフェオレと比較するとカフェイン量は多いのか?
カフェオレは、他の飲料と比較してカフェイン量はどれくらいなのでしょうか?
カフェオレ以外でカフェインが多く含まれる飲料はこちら
それぞれカフェイン量がどれぐらいあるのか、1つずつ見ていきましょう!
ブラックコーヒーのカフェイン量
ブラックコーヒーのカフェイン量は、コーヒーカップ1杯(150ml)で80~100mg程度です。
カフェオレは、ドリップしたブラックコーヒーを牛乳で割った飲み物です。
そのため、ブラックコーヒーのカフェイン量はカフェオレよりも多くなります。
カナダ保健省(HC)においても、2010年に1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとされています。
厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
厚生労働省のHPでも、健康な成人の場合でカフェインの1日の摂取量は400mg程度、妊婦の方の場合で300mgが目安とされていました。
ブラックコーヒー1杯を飲んだ場合、この目安量の約1/5から1/4程度のカフェインを摂取することになります。
カフェオレに比べて、カフェインの含有量が多いのでブラックコーヒーを飲む際にはカフェインの過剰摂取に注意しましょう。
カフェラテのカフェイン量
カフェラテは、カフェオレと同じぐらいかややカフェイン量が多いコーヒー飲料になります。
カフェイン量は、スターバックスのカフェラテトールサイズで1杯80mg、セブンイレブンのアイスカフェラテRサイズで60mgです。
カフェオレとカフェラテは、両方ともコーヒーをミルクで割っている飲み物ですが、使用しているコーヒーに違いがあるのです。
カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソを使用しています。
ドリップコーヒーに比べてエスプレッソは濃いコーヒーなので、カフェラテの方がミルクの量は多くななります。
ミルクはカフェインによる胃腸の刺激を抑制してくれるので、カフェラテはブラックコーヒーに比べて胃腸への刺激が少ないです。
カフェオレもミルクが含まれていますが、カフェラテの方が多く含まれているので、より胃腸への刺激が少なくなります。
自分の体質やカフェインの耐性に合わせてカフェラテをうまく活用すれば、体調を崩すことなくコーヒーを楽しむことができます。
コーヒー牛乳のカフェイン量
コーヒー牛乳は、カフェオレと同じくコーヒーと牛乳を混ぜた飲み物ですが、カフェオレと比べてカフェイン量が少ない飲み物になります。
コーヒー牛乳とカフェオレの違いは、牛乳の量です。
コーヒーと牛乳を1:1で混ぜるカフェオレに対して、コーヒー牛乳は半分以上が牛乳になります。
半分以上が牛乳という表現になっているのは、実はコーヒー牛乳には明確なレシピがないからです。
そのため、カフェオレに比べて牛乳の量が多いものをコーヒー牛乳と呼ぶことが多くなっています。
使われているコーヒーは同じドリップコーヒーなので、牛乳が多くなる分カフェイン量が減ります。
コーヒーが主役になっているのがカフェオレ、牛乳が主役になっているのがコーヒー牛乳と思っていただければOKです。
ちなみに日本で一番有名なコーヒー牛乳「雪印コーヒー」のカフェイン含有量は、コーヒーカップ1杯(150ml)で10mgとカフェオレに比べて、かなり少ない量になっています。
参考文献:雪印 お客様センター通信Vol.16
紅茶のカフェイン量
紅茶に含まれるカフェインの量は、カフェオレと同じぐらいです。
一般的な紅茶のカフェイン量は、コーヒーカップ1杯(150ml)で40~50mg程度と言われています。
ただし、紅茶のカフェイン量は種類や抽出方法によって異なることがあります。
例えば、紅茶の中でもアッサムやダージリンといったインド産の紅茶は、他の種類に比べてカフェイン量が多い傾向にあります。
また、カフェインの含有量は抽出時間やお湯の温度にも影響を受けます。
長時間浸けたり、高温のお湯で淹れるとカフェインがより多く抽出される傾向にあります。
淹れ方によって変わるのは、コーヒーも同じなのでカフェイン量はカフェオレと同じぐらいと覚えておけばいいでしょう。
緑茶のカフェイン量
緑茶に含まれるカフェイン量は、種類によってかなり変わります。
主な緑茶の種類として、玉露と煎茶がありますが、玉露はカフェオレよりカフェインが多く、煎茶はカフェオレよりもカフェインが少ないです。
カフェオレ・玉露・煎茶のカフェイン量を比較するとこのような感じになります。
コーヒーカップ1杯(150ml)あたりのカフェイン量 | |
カフェオレ | 40~50mg |
玉露 | 240mg |
煎茶 | 30mg |
驚かされるのは、玉露のカフェイン量の多さですね。
カフェオレの5~6倍とかなりのカフェイン量になっています。
玉露を飲む際は、カフェインを摂り過ぎないように飲む量には注意が必要ですね。
エナジードリンクのカフェイン量
近年カフェイン飲料と言えばエナジードリンクという印象の方も多いでしょう。
エナジードリンクには様々な種類がありますが、どのエナジードリンクもカフェオレと同じぐらいのカフェイン量です。
代表的なエナジードリンクに含まれるカフェイン量はこちら
1缶あたりのカフェイン量 | コーヒーカップ1杯あたりの カフェイン量(150ml) | |
モンスターエナジー(500ml) | 142mg | 42.6mg |
レッドブル(250ml) | 80mg | 48mg |
ZONe(500ml) | 150mg | 45mg |
カフェオレ | ー | 40~50mmg |
エナジードリンクと言えばカフェインなので、意外と少ないと感じた方も多いのではないでしょうか。
ただ、コーヒーやカフェオレよりもエナジードリンクを飲んだ方が目が覚めて集中できると感じている人もいるでしょう。
これは、エナジードリンクにはカフェインだけでなく、タウリンやビタミンB群などの成分も含まれており、それらの成分の相乗効果で体に活力がみなぎるからです。
ただし、エナジードリンクは体に無理をさせている要素がかなり大きいので、飲み過ぎないように注意しましょう。
1日に摂取してもいいカフェイン量はカフェオレ何杯分?
カフェオレに含まれるカフェインの量は、コーヒーカップ1杯あたり40~50mgなので8杯までなら1日の摂取量である400mgを超えることはないでしょう。
ただし、8杯はカフェオレだけでカフェインを摂取した場合なので注意してください。
また、あくまでも目安なので吐き気やめまい・腹痛など体調が悪くなった場合は、飲むのをやめてください。
カフェオレを含めたその他の飲料の比較はこちらです。
カフェイン摂取量の管理の参考にしてください!
飲料 | カフェインの量 | 1日の摂取量の目安(400mg) |
カフェオレ(150ml) | 40mg~50mg | コーヒーカップ8杯 |
ブラックコーヒー(150ml) | 80mg~100mg | コーヒーカップ4杯 |
スターバックス カフェラテ | 80mg | トールサイズ5杯 |
セブンイレブン アイスカフェラテ | 60mg | Rサイズ 6.5杯 |
コーヒー牛乳(150ml) | 10mg | コーヒーカップ40杯 |
紅茶(150ml) | 40mg~50mg | コーヒーカップ8杯 |
玉露(150ml) | 240mg | コーヒーカップ1.5杯 |
煎茶(150ml) | 30mg | コーヒーカップ13杯 |
モンスターエナジー(1缶) | 142mg | 2.5缶 |
レッドブル(1缶) | 80mg | 5缶 |
ZONe(1缶) | 150mg | 2.5缶 |
カフェオレに含まれるカフェイン量が気になる人の対処法
カフェオレのカフェイン量が気になる方は、カフェインレスコーヒーやノンカフェインコーヒーを活用しましょう。
コンビニだとカフェインレスのカフェオレやカフェラテが売っているので、カフェインを摂り過ぎているなという時は、カフェインレスのカフェオレに切り替えれば摂取量を抑えることができます。
自宅でカフェオレを作る方は、カフェインレスコーヒーと牛乳でカフェオレを作ってカフェインの摂取量を調整しましょう。
ウインドファームのカフェインレスコーヒーは、苦味がしっかりしているので牛乳との相性もバツグンでおいしいカフェオレができます!
ドリップバックタイプのカフェインレスコーヒーは、自宅に常備しておくと手軽にカフェインレスのカフェオレが作れるのでおすすめです。
また、カフェオレを飲む前後に十分な水分を摂ることも大切です。
水分補給をすることで、カフェインの排出を促進することができます。
カフェインの過剰摂取による体調不良の予防として、水分補給を意識しましょう。
カフェオレに限らず、カフェインを多く含む飲み物を飲んだ時も水分補給をするようにしてください。
カフェオレのカフェイン量を知ってカフェインを取り過ぎないようにしよう!
カフェオレのカフェイン量は、コーヒーカップ1杯で約40mg~50mgです。
1日8杯以上飲むと摂取量の上限400mgになるので、気を付けてください。
カフェインの過剰摂取は、吐き気・めまい・腹痛などを引き起こす恐れがあります。
カフェオレなどのカフェインを含んだ飲み物を飲んだ際は、水分補給をしてカフェインの排出を促し、過剰摂取にならないように予防しましょう。
また、カフェインレスコーヒーやデカフェコーヒーを活用しながら、日々カフェインの摂取量を調整しましょう。
適度な摂取量を守りながら、美味しいカフェオレを楽しみましょう!