水出しコーヒーは本当に体に悪い?作り置き方法や健康への影響を解説
「水出しコーヒーって最近よく聞くけどどんなコーヒーなの?」
「体に悪いって聞いたけど水出しコーヒーって大丈夫なの?」
水出しコーヒーについて、このような疑問をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
実際のところ、水出しコーヒーの健康への影響はどうなのでしょうか?
この記事では
- 水出しコーヒーが体に悪いと言われる理由
- 水出しコーヒーの作り方
- 水出しコーヒーの賞味期限や飲み方
など水出しコーヒーについて解説します。
水出しコーヒーを楽しむためのポイントや体への影響についても解説していきます。
水出しコーヒーは気になるけど健康への影響が心配という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
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水出しコーヒーが体に悪いと言われる理由
水出しコーヒーが体に悪いと言われる理由はいくつかあります。
その理由がこちら
では1つずつ解説していきますね!
作り置きで酸化したコーヒーが体に悪い
水出しコーヒーは、一度に大量のコーヒーを作ることができます。
大量に作れるので、作り置き前提で作る人も多いでしょう。
作り置きをする場合、長期間保管することが多くなります。
しかし、コーヒーは長期間保管すると酸化して体に悪影響を及ぼす可能性があります。
酸化したコーヒーは胃腸を過剰に刺激して、消化不良や胃腸の不調を引き起こす可能性があるのです。
また、水出しコーヒーは抽出時間が8時間と長いので、夏に常温で抽出すると酸化します。
水出しコーヒーは、抽出時の保管方法にも注意が必要です。
作り置きしたコーヒーが体に与える影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:コーヒーの作り置きが体に悪いって本当?賞味期限や保存方法についても解説
冷たいコーヒーの飲み過ぎ
水出しコーヒーは、アイスコーヒーとして飲むことが多いでしょう。
アイスコーヒーはホットコーヒーに比べて飲みやすく、飲み過ぎてしまう恐れがあります。
特に、水出しコーヒーは注ぐだけで飲めるということが多いので、飲み過ぎてしまいます。
冷たい飲み物を飲み過ぎると体が冷えて血行不良になったり、胃腸の調子が悪くなり下痢になるという可能性もあります。
水出しコーヒーは通常のコーヒーに比べて飲みやすく手軽に作れるので、飲み過ぎないように注意しましょう。
カフェインの摂取量が多くなる
水出しコーヒーは、その手軽さと飲みやすさから飲み過ぎてしまうというお話をしました。
飲み過ぎによってカフェインを過剰摂取してしまう恐れがあるのです。
カフェインには、神経を刺激する作用があり、摂りすぎると不眠や神経過敏の原因になることもあります。
特に、カフェインに敏感な人は少ない量でも眠れなくなることがあるので注意しましょう。
参考記事:厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
水出しコーヒーは、保管方法や飲む量に気を付ければ体に悪影響を与える飲み物ではありません。
簡単にコーヒーを抽出できる方法なので、自宅でコーヒーを楽しみたい方にはおすすめですよ!
水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーは、コーヒー豆を水に漬けておくだけで簡単に作ることができます。
とはいえ、いざ作ろうとするとわからないことも結構ありますよね
ここでは、水出しコーヒーを作る上でのポイントをご説明します。
以上が水出しコーヒーの作り方のポイントです。
では1つずつ解説していきます!
普通のコーヒー豆の粉を使ってOK
水出しコーヒーを作るためには、特別なコーヒー豆を用意する必要ありません。
普段使っている普通のコーヒー豆の粉を使用してください。
スーパーに売っているコーヒー豆でもOKです。
コーヒー豆は、中細挽きの深煎りがおすすめです。
挽き方は細挽きに近づくほど抽出効率が良くなり、焙煎は深煎りに近づくほどコクと苦味が強くなります。
抽出効率の落ちる水出しコーヒーには、中細挽きで深煎りのコーヒー豆を使うとちょうどいい濃さのコーヒーになります。
まず中挽き・深煎りのコーヒー豆で作って、その後自身の好みに合わせて調整してみましょう。
コーヒーの粉を入れっぱなしにするだけ
挽いたコーヒー豆の粉をお茶パックやだしパックに入れて、水に入れましょう。
途中でかき混ぜたりする必要はなく抽出が終わるまで入れっぱなしでOKです。
コーヒー豆と水の割合は「コーヒー豆:水=1:12」にしましょう。
水出しコーヒーの抽出時間は8時間
水出しコーヒーの抽出時間の目安は8時間です。
好みに合わせて前後させてもいいですが、ずっと入れて置くのはやめてください。
ずっとコーヒー豆を入れておくと過抽出になり、雑味やえぐみが出てしまいます。
雑味やえぐみが出るとコーヒーの風味や味がかなり落ちるので、抽出が完了したらコーヒー豆を取りましょう。
また、抽出時の保管場所は冷蔵庫で行ってください。
常温で抽出すると抽出過程で酸化が始まるので、まずいコーヒーになってしまいます。
抽出時間を短縮すると味が薄い
水出しコーヒーの抽出時間を短縮すると味が薄くなります。
薄めのコーヒーが好きな方は、抽出時間を短くしてみましょう。
また、味を保ちつつ抽出時間自体を短くしたい場合は、細挽きのコーヒー豆を使用してください。
ただし、細挽きのコーヒー豆を使うと細かい粉がコーヒーに入ってしまうことがあります。
水出しコーヒーの保存方法
水出しコーヒーは、一度に大量に作れるので作り置きして楽しむ方も多いでしょう。
しかし、保存方法に気を付けないと酸化してコーヒーがまずくなります。
ここでは、作り置きコーヒーの保存方法について解説します。
それでは、解説していきますね!
適切な方法で保存して、美味しい水出しコーヒーを楽しみましょう。
作り置きコーヒーの酸化を遅らせる保存方法
作り置きしたコーヒーの保存方法としておすすめは冷蔵庫です。
コーヒーの酸化は、「酸素・熱・光」で進みます。
冷蔵庫は、この内の2つである熱と光を防ぐことができます。
冷蔵庫で保管することで、コーヒーの酸化を抑えて風味を保つことができるのです。
また、密閉性の高い容器を使用すれば酸素も遮断できるので、さらに酸化を軽減できます。
コーヒー器具メーカーから水出しコーヒー用の容器が発売されているので、その中から選ぶのがいいでしょう。
ハリオのフィルターインコーヒーボトルは、密閉性が高い上に注ぎ口が付いているので、使い勝手がかなり良くておすすめです。
冷凍保存はできる?
水出しコーヒーを冷凍保存することは可能です。
ただし、冷凍した影響で風味や味が劣化する可能性があります。
特に、長期間冷凍庫で保管した場合は食品としては問題ないですが、味や風味が全然違うということが起こります。
冷凍に関しては、コーヒー氷として活用するのがおすすめです。
冷凍でコーヒーを保存する場合は、味や風味は劣化しますが酸化はしないので、雑味やえぐみは出ません。
アイスコーヒーの氷にコーヒー氷を使うとコーヒーが薄くならずに済みます。
雑味やえぐみはないので、味に影響を与えることもありません。
水出しコーヒーの賞味期限や飲み方
水出しコーヒーの賞味期限や飲み方は、普通のコーヒーと違うのか皆さん気になるかと思います。
ここからは、水出しコーヒーの賞味期限や飲み方について解説していきます。
賞味期限や飲み方に気を付けて、健康的に水出しコーヒーを楽しみましょう!
水出しコーヒーの賞味期限は?
水出しコーヒーの賞味期限は、抽出が完了してから大体2~3日程度です。
冷蔵庫での保存を前提としているので、常温だと1日と持たないでしょう。
特に、夏場は常温保存は絶対に避けてください。
2~3日はあくまでも目安なので、においや味がおかしい場合は賞味期限内でも飲むのはやめてください。
水出しコーヒーの賞味期限については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:水出しコーヒーの賞味期限は?日持ちする保存方法や作り置きについて解説
適切な飲む量とタイミング
水出しコーヒーを就寝前や空腹時に飲むのは避けてください。
カフェインの影響で眠れなくなったり、胃腸に負担がかかったりします。
また、寝起きのコーヒーもできるだけやめましょう。
寝起き1時間以内にコーヒーを飲むと人間が本来持っている覚醒作用を阻害して、逆に覚醒しにくくなります。
寝起きのコーヒーが体に与える影響については、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:寝起きにコーヒーは良くない?朝コーヒーの効果やメリット・デメリットを解説
また、飲む量は1日マグカップ3~4杯程度であれば、カフェインの過剰摂取にはなりません。
カフェインに関しては、個人差があるので自身の体質に合わせて飲む量を調整しましょう。
水出しコーヒーを作ってみよう!
水出しコーヒーは、自宅で手軽にコーヒーを作り置きできる抽出方法です。
一度作ってしまえば、注ぐだけなのでちょっとコーヒーが飲みたい時などに家にあると良いですよね。
また、口当たりもまろやかになりやすいので、いつもと違ったコーヒーが楽しめます。
自宅で水出しコーヒーを作って、コーヒーの世界を広げてみましょう!