サイフォン式コーヒーの特徴とは?美味しい入れ方や味を解説
サイフォン式コーヒーってよく聞くけどどんなコーヒーなんだろう?
コーヒー好きとしては、サイフォン式コーヒーって気になりますよね。
道具が特徴的なので、自宅で入れるのは無理なのかなと思っている方も多いでしょう。
一見難しそうなサイフォン式コーヒーですが、実は家でも入れることができるコーヒーなんです。
この記事では
- サイフォン式コーヒーの特徴
- サイフォン式コーヒーの入れ方
- サイフォン式コーヒーとドリップコーヒーの違い
などサイフォン式コーヒーについて、皆さんが気になりそうなことを解説します!
この記事を読んで、サイフォン式コーヒーの世界を体感してみましょう。
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サイフォン式コーヒーの特徴とは?
サイフォン式コーヒーは、1840年ごろにイギリスで発明されたコーヒーの抽出方法です。
特徴的な形状の器具を使い、水蒸気による圧力を利用してコーヒーを抽出します。
この特徴的な抽出方法によって、コーヒー豆の風味や香りが豊かに引き出されるのです。
サイフォン式コーヒーは、入れる人によって味が左右されにくいのも特徴です。
道具を揃えれば自宅で美味しいコーヒーを楽しめるのも、サイフォン式コーヒーの魅力ですね。
サイフォン式コーヒーに必要な道具
サイフォン式コーヒーを入れるためには、いくつかの道具が必要です。
どういう道具が必要なのか気になりますよね。
サイフォン式コーヒーに必要な道具はこちら
どんな役割で使うのか1つずつ解説していきますね。
ちなみに下記のようなサイフォン式コーヒーのセットがあるので、サイフォン式コーヒーをまず始めてみようという方は、このようなセットから始めてみるのもいいでしょう。
サイフォン
上の画像のような容器をサイフォンと言います。
これがないとサイフォン式コーヒーは始まらないですよね。
サイフォン式コーヒーと聞くとまずサイフォンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
サイフォンは、上部と下部が密閉されているためコーヒーの風味を逃さずに抽出することができます。
また、雑味が入りにくくコーヒーの香りや味わいが豊かになります。
サイフォンの容量は、1杯用~5杯用まであるので自身に適したサイズのサイフォンを選びましょう。
竹べら
サイフォン式コーヒーには、コーヒー豆とお湯をかき混ぜる攪拌の工程が必要になります。
攪拌はサイフォンコーヒーの味を決める重要な工程です。
かき混ぜることができれば何でもいいのですが、ガラスでできているサイフォンを傷つけないように竹べらを使いましょう。
ヒーター
サイフォン式コーヒーはフラスコ内の水を直接温めて沸騰させるので、温める道具が必要です。
温める道具にヒーターを使用することで一定の温度を保つことができるため、コーヒーの味が安定します。
ヒーターは電気式やガス式など様々な種類がありますが、一般的には電気式がよく使われます。
電気式は、ボタン一つで操作可能で簡単に使用できるのが特徴です。
また、安全性が高く手入れもしやすいので初心者におすすめです。
サイフォン式コーヒーを入れる方法
サイフォン式コーヒーは特徴的な器具を使うので、最初はどうやってコーヒーを入れるかわからないと思います。
そんな方のためにサイフォン式コーヒーの入れ方の手順を解説します。
サイフォン式コーヒーを入れる手順はこちら
- ろ過器にフィルターをセットする
- お湯を沸かす
- お湯をフラスコに入れる
- ろ過器をセットする
- フラスコにヒーターをセットする
- お湯が沸騰したらコーヒー豆を入れる
- お湯が上ってきたら竹べらで攪拌する
- 攪拌開始から1分経ったらヒーターを止める
- 再度攪拌し抽出液が完全にフラスコに落ちるのを待つ
- 抽出液が落ちきったらろ過器を外す
- カップにコーヒーを注いで完成!
また、文字だけだとわかりにくいと思うので、こちらの動画を併せてみるとよりわかりやすいです。
ぜひ参考にしてみてください。
サイフォン式コーヒーを美味しく入れる3つのポイント
サイフォン式コーヒーは、コーヒーの味が安定しやすい抽出方法ですが、美味しく入れるためにはいくつか注意するポイントがあります。
この3つのポイントを抑えるとより味が安定して、美味しいコーヒーを入れることができます。
では1つずつ解説していきますね。
鮮度の高い挽きたてのコーヒー豆を使う
どんな抽出方法であれコーヒーを美味しく入れるためには、鮮度の高い挽きたてのコーヒー豆を使うことはかなり重要です。
挽いた後の粉になったコーヒー豆は酸化しやすいため、鮮度が急速に低下してしまいます。
挽きたての鮮度の高いコーヒー豆を使うことで、コーヒーの風味や香りを最大限に引き出すことができます。
また、鮮度の高いコーヒー豆を使うために豆を購入する量にも注意しましょう。
理想は、2週間ほどで飲み切れる量をこまめに買うことをおすすめします。
鮮度の高いコーヒー豆を使うことで、サイフォン式コーヒーの味わいが格段に向上します。
ぜひ、美味しいコーヒーを楽しむために鮮度の高い挽きたてのコーヒー豆を使ってみてください。
攪拌は丁寧にする
サイフォン式コーヒーを美味しく入れるためには、攪拌(かくはん)も重要です。
攪拌はコーヒー豆の風味を均一に引き出し、コーヒーの味わいを向上させる役割があります。
攪拌で強く混ぜすぎるとコーヒーの雑味やえぐみが抽出されるので、コーヒーの風味や味がかなり落ちます。
まろやかで口当たりの良いコーヒーを入れるためにも、攪拌は丁寧に行ってください。
抽出時間に気を付ける
抽出時間もサイフォン式コーヒーで美味しいコーヒーを入れるポイントです。
特に抽出時間は、コーヒーの味に大きく影響を与えます。
サイフォン式コーヒーは、抽出時間が長すぎると苦味が強くなり、短すぎると味が薄くなります。
はじめは1分を目安に抽出してください。
慣れてきたら抽出時間を色々試して、自身の好みに合った抽出時間を見つけましょう!
サイフォン式コーヒーの仕組み
サイフォン式コーヒーは、独特な仕組みで淹れられることが特徴です。
まず、サイフォンと呼ばれるガラスのフラスコを使用します。
フラスコは上部と下部に分かれており、ヒーターで下部フラスコの水を加熱することでフラスコの圧力が上がります。
下部フラスコの圧力が上がることで、沸騰したお湯が上部フラスコへ押し出されるのです。
上部フラスコには、コーヒー豆が入っているのでコーヒーの抽出が始まります。
抽出が完了後、ヒーターを止めると下部フラスコの圧力が下がり、抽出液が下部フラスコに戻ります。
この様にサイフォン式コーヒーは、フラスコ内の圧力差を利用して抽出される仕組みとなっているのです。
この仕組みによって、お湯の供給速度が一定になり味や風味が安定します。
サイフォン式コーヒーの味はまずい?
サイフォン式で入れたコーヒーは、深みのある味わいになります。
コーヒー豆の風味を最大限に引き出すことができるため、香りも豊かで口当たりも滑らかです。
また、サイフォン式コーヒーは味がブレにくいので味が安定します。
入れる人によって味が左右されにくいので、初心者でも美味しいコーヒーを入れやすい抽出方法になります。
なのでサイフォン式で入れたコーヒーがまずくなるということはあまりありません。
サイフォン式コーヒーとドリップコーヒーの違いは?
サイフォン式コーヒーとドリップコーヒーは、抽出方法に大きな違いがあります。
サイフォン式コーヒーは浸漬式、ドリップコーヒーは透過式という抽出方法になります。
浸漬式の特徴としては、コーヒー豆をお湯に漬けて抽出するので、深みのある濃厚なコーヒーになりやすいです。
対して透過式は、コーヒー豆にお湯を通過させてコーヒーを抽出するので、過抽出にならずすっきりとしたクリアな味わいになりやすいです。
抽出時間や豆の挽き方によって味わいは変わりますが、サイフォン式コーヒーは濃厚なコーヒーにドリップコーヒーはすっきりとしたコーヒーになりやすいという違いがあります。
サイフォン式コーヒーの特徴を理解して美味しいコーヒーを入れよう!
サイフォン式コーヒーは、独特な見た目が特徴の抽出方法です。
器具や抽出方法は特徴的ですが、コーヒーの味が安定しやすく初心者にもおすすめの抽出方法です。
器具はネットでも買えるので、意外と簡単に揃います。
サイフォン式コーヒーの特徴を理解して美味しいコーヒーを入れてみましょう!