コーヒー豆一人分の量はどれくらい?グラム数の目安や測り方を解説
「一人分のコーヒー豆の量ってどれくらいなんだろう?」
こんなことを考えたことはありませんか?
なんとなく家にあるスプーンで何杯みたいに測っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では
- コーヒー豆一人分の量
- コーヒー豆の量や種類で味がどう変わるのか?
- コーヒー豆の量をどうやって測るのか?
について、解説していきます。
コーヒー豆一人分の量を知ることで、あなたのコーヒーがより美味しくなりますよ!
自宅でコーヒーを飲もうとしたらコーヒー豆がない!ってことありませんか?
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コーヒー豆一人分の量や粒数はどれくらい?
一人分のコーヒー豆の量は10gです。
コーヒー豆10gに対して、120mlのコーヒーができます。
この120mlは大体コーヒーカップ1杯分の量ですね。
10gはあくまで目安の量なので、個人の好みで変わってきます。
薄目のコーヒーが好きな方は8g、濃い目のコーヒーが好きな方は12gで入れてみましょう。
わからない人は、まず10gでコーヒーを淹れてみるといいでしょう。
参考までに、コーヒー豆10gは粒数でいうと60~70粒になります。
コーヒー豆の量を測る器具がない時は、粒数を数えてみてください。
コーヒー豆の量や種類で味はどう変わる?
コーヒーは銘柄や焙煎度合いによって、苦味や酸味の強さが変わります。
焙煎度合いの違いは浅煎りのコーヒーになると酸味が強くなり、深煎りのコーヒーになると苦みが強くなる特徴があります。
自身の好みに合わせて、焙煎度合いを選んでみて下さい。
マイルドなコーヒーが好きな方は、中煎りを選べばOKです。
コーヒー豆の量もコーヒーの味に影響を与えます。
単純にコーヒー豆の量を多くすると味が濃くなり、少なくすると薄くなります。
量を多くすると浅煎りはより酸味の強いコーヒーに、深煎りはより苦味の強いコーヒーになります。
入れる容器や量によってコーヒー豆の量は変わる?
お湯の量でも味が変わるので、容器の大きさによってコーヒー豆の量も調整する必要があります。
皆さんが自宅でコーヒーを入れる際は、こちらの3つのパターンが多いと思います。
では1つずつ解説していくので、これからコーヒーを入れる時の参考にしてください!
コーヒーカップに入れる場合
コーヒーカップとは、上の画像のようなカップのことを指します。
コーヒーカップ1杯に対してコーヒー豆の量は10gが目安です。
コーヒーカップ1杯で120mlのコーヒーを入れることができます。
マグカップに入れる場合
マグカップは、上の画像のようなカップのことを指します。
コーヒーカップに比べて大きく円柱の形をしています。
マグカップの容量はコーヒーカップの約2倍(240ml)なので、コーヒー豆の量を増やす必要があります。
コーヒー豆の量を増やす際の注意点としては、コーヒー豆の量を2倍にしないことです。
単純に量を2倍にするとコーヒーが濃くなってしまいます。
マグカップで入れる場合は、少し減らした18gほどの量にするといいですよ。
二人分を一気に入れる場合
二人分を一気に入れる場合もコーヒー豆を少し減らしてください。
コーヒー豆の量はマグカップと同様に18gが目安です。
コーヒー豆一人分の量はどんなスプーンで測る?
コーヒーの味に大きな影響を与えるので、コーヒー豆の量はちゃんと測りたいと多くの人が思っているでしょう。
できればスプーンですくうだけのように手軽に測りたいですよね。
ここでは、コーヒー豆の量を測れるスプーンを3つ紹介します。
それぞれが測れる量について解説していきます。
また、スプーン以外も知りたいという方は、こちらの記事でコーヒー豆10gの測り方について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください!
関連記事:コーヒー豆10gの測り方は大さじ2杯分の量?簡単に測れる器具や粒数を解説
大さじスプーン
料理の計量に使う大さじスプーンでコーヒー豆の量を測ることができます。
大さじスプーンで測れる量は1杯(すりきり)で5gです。
粉の状態のコーヒー豆で測定してください。
ちなみに小さじ1杯は2gになります。
ティースプーン
ティースプーンはサイズにもよりますが、すりきり1杯が大体1.5~2gになります。
大さじスプーンと同様に粉の状態での測定です。
コーヒー豆用メジャースプーン
コーヒー豆用メジャースプーンは、一番使っている人が多いのではないでしょうか。
コーヒー豆用メジャースプーンを使う際には、1つ注意点があります。
それは、メーカーによってスプーンの大きさが違うということです。
各メーカーが推奨するコーヒー豆の量をもとに、コーヒー豆用メジャースプーンは作られています。
1杯8g~12gの間で作られているものが多いですが、自身の持っているスプーンが何グラムか知りたい場合は、一度はかりなどで重さを測ってみましょう。
抽出方法によってコーヒー豆一人分の量は変わる?
コーヒーには色々な抽出方法がありますよね。
もちろん抽出方法によって一人分のコーヒー豆の量が変わります。
代表的な抽出方法はこちら
それぞれ抽出方法に対する一人分のコーヒー豆の量について解説していきます!
基本的に、お湯の量120mlに対してのコーヒー豆の量になります。
全部読むのが面倒だ!という方は、最後に表でまとめているので、そちらをご覧ください!
ペーパードリップ
ペーパードリップは、多くの人が使っている抽出方法ではないでしょうか。
ペーパードリップでのコーヒー豆一人分の量は、10gになります。
ペーパードリップの特徴として、コーヒーの油分をペーパーが除去するのですっきりしたコーヒーになりやすいです。
コーヒー豆の量を少し多くして、濃い目に抽出しても美味しいコーヒーができます。
金属フィルター
金属フィルターを使う場合の量は、10~12gと10gより少し多めにしましょう。
理由は、金属フィルターで使用するコーヒー豆は粗挽きがおすすめだからです。
金属フィルターは網目が粗いので、細挽きや中挽きだと粉がコーヒーに入ってしまいます。
粗挽きだと粒が大きいので、粉がコーヒーに入るのを防げます。
ただ、細挽きや中挽きに比べて荒挽きはコーヒーが抽出されにくいので、その分コーヒー豆の量を少し多くしましょう。
ネルドリップ
ネルドリップの場合も金属フィルターと同様に10~12gと多めにしてください。
ネルドリップの場合は、抽出スピードがペーパーに比べて早いので、コーヒー豆が多めに必要になります。
豆の挽き方は中~粗挽きにしましょう。
ネルドリップについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ネルドリップコーヒーとは?入れ方やペーパードリップとの違いを解説
エスプレッソ
エスプレッソは、シングルとダブルでお湯の量とコーヒー豆の量が変わります。
シングルの場合は、お湯31.5mlに対してコーヒー豆6~10gです。
ダブルの場合は、お湯63mlに対してコーヒー豆12~18gです。
豆の挽き方は極細挽きにしましょう。
フレンチプレス
フレンチプレスの一人分のコーヒー豆の量は10~14gです。
お湯の量は、150~170mlになります。
フレンチプレスの場合は、しっかりとコーヒーの成分が抽出できるので、粗挽きのコーヒー豆で抽出するのがおすすめです。
サイフォン式
サイフォン式の一人分のコーヒー豆の量は15gです。
お湯の量は、160mlになります。
豆の挽き方は、中挽きにしましょう。
サイフォン式は、入れる人によって味がブレにくい抽出方法なので初心者におすすめです。
サイフォン式コーヒーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:サイフォン式コーヒーの特徴とは?美味しい入れ方や味を解説
【一覧表】抽出方法別コーヒー豆の量
コーヒー豆の量 | コーヒー豆の挽き方 | お湯の量 | |
ペーパードリップ | 10g | 好みの挽き方 | 120ml |
金属フィルター | 10~12g | 粗挽き | 120ml |
ネルドリップ | 10~12g | 中~粗挽き | 120ml |
エスプレッソ(シングル) | 6~10g | 極細挽き | 31.5ml |
エスプレッソ(ダブル) | 12~18g | 極細挽き | 63ml |
フレンチプレス | 10~14g | 粗挽き | 150~170ml |
サイフォン式 | 15g | 中挽き | 160ml |
コーヒー豆一人分の量を知って美味しいコーヒーを飲もう!
一人分のコーヒー豆の量がわかると自身の好みに合ったコーヒーを入れることができます。
また、さまざまな抽出方法にも対応できるようになるので、コーヒーのバリエーションがグッと広がります。
あなたの好みに合ったコーヒー豆の量を知って、より美味しいコーヒーを楽しみましょう!