コーヒー豆をそのまま食べるのはOK?健康効果や害を解説
「コーヒー豆ってそのまま食べれるんだろうか」
ふとこんなことを考えたことはありませんか?
豆っていうぐらいなので食べられなさそうですよね。
この記事では
- コーヒー豆をそのまま食べる時の健康への影響
- コーヒー豆をそのまま食べるメリット
- コーヒー豆をそのまま食べる方法
などなどコーヒー豆をそのまま食べることについて解説していきます。
そのまま食べる方法についてもご紹介するので、気になる方はぜひご覧ださい!
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コーヒー豆をそのまま食べるのは健康に悪い?
コーヒー豆をそのまま食べることができます。
コーヒー豆に含まれる成分の8~9割は、コーヒーを抽出するときに抽出液として溶け出すと言われています。
なので、コーヒーを飲むのもコーヒー豆をそのまま食べるのも体への影響はあまり変わりません。
大量に食べると健康に害を与える場合がありますが、適量であればむしろ健康に嬉しい効果があります。
カフェの焙煎士には、焙煎具合を確認するために食べる方もいるぐらいです。
コーヒー豆を煎ると食べられる?
コーヒー豆は生豆の状態でも食べることはできますが、非常に硬くて食べにくいです。
焙煎前のコーヒー豆は、硬い上にコーヒーの風味があまりなく消化にも時間がかかります。
コーヒー豆をそのまま食べる場合は、焙煎したコーヒー豆にすることをおすすめします。
コーヒー豆をそのまま食べるとどんな味がする?
コーヒー豆をそのまま食べるとコーヒーの風味や苦味をダイレクトに感じることができます。
反面、苦味や酸味も全面に出てくるので好みが分かれそうな味です。
食感はナッツに近くカリッとした食感ですが、食べると口の水分が結構持っていかれるので食べる時は水分を用意しましょう。
また浅煎りのコーヒー豆に比べて、深煎りのコーヒー豆の方がすっきりしていて食べやすいです。
コーヒー豆をそのまま食べるメリット
コーヒー豆をそのまま食べるとさまざまなメリットを得ることができます。
主に得られる効果はこちらです。
良い効果がたくさんありますね!
では1つずつ解説していきます。
眠気覚まし効果
コーヒーと言えば眠気覚ましという印象を持つ人もいるでしょう。
実際、眠気覚ましのためにコーヒーを飲みます!という人も多いですよね。
もちろんコーヒー豆をそのまま食べることでも眠気覚まし効果があります。
コーヒーに含まれるカフェインが、中枢神経を刺激して眠気を覚まします。
また、集中力を向上させる効果もあるので、集中したい時に食べるのもいいですね。
ダイエット効果
コーヒー豆をそのまま食べることは、ダイエットにも効果的な方法です。
コーヒーに含まれるカフェインに代謝を促進する効果があり、エネルギー消費を増やしてくれるからです。
コーヒー豆を食べることで脂肪燃焼効果が高まり、ダイエットをサポートしてくれます。
コーヒーのダイエット効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ブラックコーヒーのダイエット効果が凄すぎ!痩せるやり方やカフェインの効果などを解説
アンチエイジング効果
実はコーヒーには、アンチエイジング効果があるんです。
コーヒーには抗酸化作用を持つ成分が含まれており、体内の活性酸素を抑制して細胞の老化を防ぐことができます。
抗酸化作用を持つ代表的な成分として、ポリフェノールやクロロゲン酸があり、肌のハリや弾力を保つためのサポートをしてくれます。
リラックス効果
コーヒーってリラックス効果があるんですよね。
もちろんコーヒー豆をそのまま食べることでもリラックス効果を得ることができます。
具体的には、コーヒーに含まれるカフェインやコーヒーの香りにさまざまなリラックス効果があるのです。
カフェインは集中力が増しストレスを軽減する効果が期待でき、コーヒーの香りは人間の心身をリラックス状態にする効果があります。
コーヒーのリラックス効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:コーヒーのリラックス効果でストレス解消!気分が落ち着く理由などを解説
便秘解消効果
コーヒを飲むのとコーヒー豆をそのまま食べることの大きな違いは、食物繊維が含まれているかどうかでしょう。
食物繊維はコーヒー豆をそのまま食べる事でしか摂取することができません。
また、コーヒーに含まれるカフェインには胃腸を刺激して働きを促進する効果があるので、カフェインとの相乗効果で便秘解消が期待できます。
口臭予防
コーヒー豆に含まれるポリフェノールやクロロゲン酸には、口臭を防止する効果が期待できます。
においの気になる食べ物を食べた後などに、コーヒー豆を数粒食べると口臭予防になるでしょう。
小さいジップロックに数粒いれて持ち歩けば、手軽に口臭予防をすることができます。
コーヒー豆に含まれる成分
コーヒー豆をそのまま食べるとなるとコーヒー豆に含まれている成分って気になりますよね。
コーヒー豆に含まれている主な成分はこんな感じです。
それぞれどんな効果があるのか解説していきますね!
カフェイン
コーヒーと言えばカフェインというぐらい代表的な成分ですよね。
カフェインには、前述した眠気覚まし効果・脂肪燃焼効果・集中力アップなどうれしい効果がたくさんあります。
ダイエットや仕事に活かしたい効果ですね!
寝る前にカフェインを摂取すると寝れなくなるので、摂取する時間には注意しましょう。
ポリフェノール
コーヒー豆には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用を持っているので、細胞の老化を防いでくれます。
肌のハリやしわの予防などアンチエイジング効果があるのです。
植物性タンパク質
コーヒー豆には、植物性タンパク質が含まれています。
コーヒー豆も豆なので大豆と同じくタンパク質が含まれているということです。
このタンパク質は、フィルターで濾されるのでコーヒー豆をそのまま食べることでしか摂取できません。
タンパク質は、人の体を構成する上で重要な栄養源です。
肌・髪・筋肉などのもとになっているので、積極的に摂取したい栄養素ですね。
食物繊維
食物繊維もコーヒー豆をそのまま食べることでしか摂取出来ない成分です。
食物繊維は、消化器官の働きを促進し腸内環境を改善する役割があります。
便通の改善や便秘の予防に効果的です。
また、満腹感を高めるので食べ過ぎの予防にもなります。
食物繊維は、ダイエットや健康維持の観点からもかかせない成分です。
コーヒー豆のカロリーは?
コーヒー豆は意外とカロリーがあるのをご存じでしょうか?
実は、コーヒー豆は10gで42Kcalあります。
コーヒー豆10gで60~70粒なので、大体1粒あたり0.6~0.7Kcalです。
コーヒー豆をそのまま食べるとコーヒー豆の油分やタンパク質を丸ごと摂取することになるので食べ過ぎには注意しましょう。
ちなみにコーヒー1杯あたりのカロリーは4Kcalです。
コーヒー豆をそのまま食べる時の注意点
色々な効果があるコーヒー豆ですが、そのまま食べる時にはいくつかの注意点があります。
特に、コーヒー豆をそのまま食べると抽出液を飲む場合に比べて、各成分の摂取量が増えます。
その分体への影響も大きくなるので、量によっては体に害を与えます。
これから説明することを注意しながら食べるようにしてください。
一度にたくさん食べ過ぎない
コーヒー豆を一度にたくさん食べることは避けてください。
なぜなら、コーヒー豆に含まれるカフェインによって、胃腸を刺激して下痢や胃腸の不快感を引き起こす可能性があるからです。
食べる量は、1日10g程度を目安にするといいでしょう。
コーヒーと腹痛の関係性については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
関連記事:コーヒーでお腹を壊すのはなぜ?下痢になる原因や治し方を解説
古いコーヒー豆は食べない
賞味期限の切れた古いコーヒー豆を食べることも避けてください。
古いコーヒーは単純に食品として劣化しているので、腹痛や体調不良などを引き起こすリスクがあります。
また、コーヒー豆の油分が酸化しているので酸味やえぐみが出てしまい美味しくないです。
香りも薄れており、本来の豆の特徴が損なわれている可能性があります。
古いコーヒー豆については、こちらの記事をご覧ください!
関連記事:古いコーヒー豆の活用法5選!期限切れを再利用する方法は?
利尿作用に注意
コーヒー豆をそのまま食べる際には、カフェインに含まれる利尿作用に注意が必要です。
多量にコーヒー豆を摂取すると、尿量が増え脱水症状を引き起こす可能性があります。
摂取量を適度に抑え、摂取時は水分補給を心掛けることが大切です。
コーヒーの利尿作用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:コーヒーの利尿作用は何時間続く?カフェインの効果が出る摂取量や持続時間を解説
コーヒー豆をそのまま食べるレシピやお菓子は?
コーヒー豆をそのまま食べたいけどちょっと味が苦手という方もいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、コーヒー豆を美味しくそのまま食べれるレシピをご紹介します。
どれもコーヒー好きなら美味しく食べれるので、ぜひ試してみてください!
シロップ漬け
コーヒー豆をそのまま食べるレシピやお菓子としておすすめなのが、シロップ漬けです。
コーヒー豆の香りや苦味と砂糖の甘さが程よくマッチして、非常に美味しくコーヒー豆を食べれるレシピです。
自宅で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください!
作り方はこちら
- コーヒー豆を140℃のオーブンで20分程焼く
- 鍋に砂糖と水を入れて煮詰め、シロップを作る
- 鍋に焼いたコーヒー豆を入れてかき混ぜる
- コーヒー豆全体にシロップがからめば完成
詳しい作り方については、こちらを参考にしてください。
関連記事:コーヒー豆のシロップ漬けのレシピ
コーヒービーンズチョコレート
コーヒー豆をそのまま食べるお菓子として、有名なのがコーヒービーンズチョコレートです。
コーヒー豆が中に入っているチョコでコンビニなどで市販されているので、食べたことがある人も多いと思います。
このコーヒービーンズチョコレートですが、自宅で作ることができます。
作り方は非常に簡単で、溶かしたチョコレートの中にコーヒー豆を入れてコーティングするだけです。
気になる方は挑戦してみてください!
挽いたコーヒー豆をアイスにかける
挽いたコーヒー豆をアイスクリームにかけて食べるとコーヒー風味のアイスが出来上がります。
アイスの種類は、バニラかチョコがおすすめです。
アイスの甘さがコーヒーの香りや苦味が引き立たせてくれます。
挽いたコーヒー豆をアイスにかけるだけなので、手軽に楽しめるのがいいですよね!
コーヒー豆をそのまま食べてみよう!
コーヒー豆をそのまま食べるとコーヒーの風味や苦味をより感じる事ができるので、コーヒー好きの方は一度試してみる価値があると思います。
また、タンパク質などコーヒー豆をそのまま食べることでしか摂取できない成分もあります。
ご紹介したレシピなどを活用しながら、新たなコーヒーの楽しみ方を体験してみましょう!