コーヒーが酸っぱいのは何で?酸味の違いや美味しく飲む方法を解説
このコーヒー酸っぱくて飲めない!という経験ありませんか?
苦いのはわかるけど何で酸っぱいんだろう?って思いますよね。
実はコーヒーが酸っぱくなるのには、いくつかの要因があります。
この記事では
- コーヒーの酸味の違い
- コーヒーが酸っぱい原因
- 酸っぱいコーヒーを美味しくする方法
などを解説していきます。
コーヒーの酸味が何か分かれば、今までよりも美味しいコーヒーを淹れることができますよ!
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コーヒーの美味しい酸味はどんな味?
良質なコーヒーには、フルーツのような酸味があります。
酸っぱいというよりも甘酸っぱい爽やかな美味しい酸味です。
酸味の種類は、コーヒー豆の品種や焙煎度合いによって様々で、オレンジやグレープフルーツのような酸味を感じるコーヒーもあります。
このフルーツのような酸味は、良質で新鮮なコーヒー豆でしか感じる事はできません。
雑味やえぐみがなく、コーヒーの風味と苦味にマッチした爽やかな酸味がコーヒーの美味しい酸味です。
コーヒーが酸っぱい原因
コーヒーを飲んでいると酸っぱいなと思うことってありますよね。
コーヒーが酸っぱくなる主な原因は、こちらの3つです。
コーヒーが酸っぱいと言っても3つの原因には、良い酸味と悪い酸味があります。
その辺りについても詳しく解説していきますね!
コーヒーが古くて酸化している
1つ目の原因は、コーヒー豆が古くなりコーヒーに含まれる油が酸化して酸っぱくなります。
古いコーヒー豆を抽出すると酸化の影響でえぐみや雑味も出るので、より酸っぱいと感じてしまうのです。
コーヒー豆が劣化して出てくる酸味なので、悪い酸味に分類されます。
古くなったコーヒー豆については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:古いコーヒー豆の活用法5選!期限切れを再利用する方法は?
抽出してから時間が経ってしまった
2つ目の原因は、抽出してから時間が経ってしまいコーヒーが酸化して酸っぱいコーヒーになるケースです。
コーヒーを淹れた後に放置すると空気中の酸素とコーヒーが反応して酸味が増します。
コーヒー豆が古い場合と同様にコーヒーが酸化することで起こるので、悪い酸味になります。
抽出したコーヒーはできるだけ早いうちに楽しむようにしましょう。
酸味の強い産地や浅煎りコーヒー豆を使っている
3つ目の原因は、酸味の強いコーヒー豆を使っているということです。
コーヒー豆自体の特徴なので、この酸味は良い酸味ですね。
代表的な酸味の強いコーヒー豆の産地としては、エチオピアやケニアがあります。
また、コーヒー豆は焙煎時間が短いほど酸味が残るので、浅煎りのコーヒー豆は酸味が強く出ます。
酸っぱいコーヒーが苦手な人は、深煎りのコーヒー豆がおすすめです。
酸っぱいコーヒーにならないための対処法
「酸っぱいコーヒーは苦手だから、コーヒーが酸っぱくならない方法を知りたい!」という方に向けて、酸っぱいコーヒーにならないための対処法をご紹介します。
ご紹介する対処法を使って、酸っぱくないコーヒーを自宅で楽しみましょう!
それでは1つずつ解説していきますね。
保存方法を気を付ける
酸っぱいコーヒーを避けるためには、保存方法に注意が必要です。
コーヒー豆は、「酸素・熱・光」によって酸化が進みます。
コーヒー豆を密閉容器に保管して、直射日光や高温多湿な場所から遠ざけると酸化を軽減することができます。
手軽な保管場所としておすすめなのが冷蔵庫です。
コーヒー豆をジップロックに入れて冷蔵庫で保管するだけでもかなり酸化を抑えられます。
酸味の少ない銘柄を選ぶ
コーヒーは銘柄によって酸味が変わります。
コーヒー豆を買う時に酸味の少ない銘柄を選ぶようにしましょう。
酸味の少ないコーヒー豆として代表的な銘柄はこちら
- グアテマラ アンティグラ
- インドネシア マンデリン
- コロンビア スプレモ
- エチオピア
- コスタリカ
- タンザニア
上記の銘柄以外にも買う際に、酸味の少ないコーヒー豆はどれかを店員さんに聞いてみるのもいいですね。
銘柄毎に酸味や苦味がどれぐらいかを表記しているお店もあるので、参考にしてみるといいでしょう。
深煎りのコーヒー豆を選ぶ
コーヒーの酸味は、焙煎度合いで大きく変わります。
焙煎時間が短いほど酸味が強くなり、長いほど酸味が抑えられます。
酸味の強い酸っぱいコーヒーが苦手な場合は、深煎りのコーヒー豆を選びましょう。
ただ、深煎りのコーヒー豆はその分苦味が増すので、苦味も抑えたい場合は中煎りがおすすめです。
酸味の少ない銘柄の中煎りを選ぶと酸味も苦味も抑えられるので、バランスの良いマイルドなコーヒーを淹れることができます。
抽出方法にこだわる
抽出方法によっても酸味は変わってきます。
お湯の温度が低いと酸味が強く出るので、酸味を抑えたい場合は高温のお湯で抽出しましょう。
ゆっくり時間をかけて抽出すると更に酸味を抑えることができます。
また、豆の挽き方も酸味に影響を与えます。
コーヒー豆を細かく挽くほど酸味が和らぐ傾向にあります。
ただし、あまりにも細かすぎると過抽出になり雑味やえぐみが出てしまうので注意してください。
酸っぱいコーヒーを美味しく飲む方法
酸っぱいからと酸化してしまった古いコーヒー豆や抽出後のコーヒーを捨てるのってもったいないですよね。
そんな酸っぱいコーヒーを美味しく飲む方法をいくつかご紹介します。
ご紹介する方法をうまく使って、美味しいコーヒーを楽しみましょう!
コーヒーの酸味を消す方法
新鮮なコーヒー豆と混ぜて抽出すると古いコーヒー豆の酸っぱさを軽減できます。
酸化した古いコーヒー豆は、どのように淹れても美味しいコーヒーにするのは難しいです。
なので、新しいコーヒー豆とブレンドして酸味を抑えましょう。
もう一つの方法としては、コーヒー豆を再焙煎するという方法があります。
古いコーヒー豆をフライパンで軽くあぶって再焙煎すると香りが復活します。
注意点は、追い焙煎になるので焙煎が進みより深煎りの豆になることです。
酸っぱいコーヒーをアレンジする
抽出した酸っぱいコーヒーは、アレンジして酸味を軽減しましょう。
ミルクや砂糖を入れると酸味が軽減されるのでおすすめです。
いつもよりミルクを多くして、カフェオレにしたりしてみましょう。
カフェオレに塩をひとつまみ入れるとより酸味を抑えれるのでぜひ試してみてください!
インスタントコーヒーが酸っぱいときの対処法
インスタントコーヒーの酸味を軽減する方法は2つあります。
1つ目はフライパンで煎る方法です。
油を引いてないフライパンでインスタントコーヒーを乾煎りすると酸味を抑えることができます。
コーヒー豆の再焙煎と同様に香りが良くなってコーヒーが美味しくなります。
2つ目は水で練る方法です。
カップにインスタントコーヒーと少量の水を加えてスプーンで練ります。
練った後にお湯を注ぐと練らずにお湯を注ぐよりも酸味が軽減されます。
また、練った方がコーヒーの香りが立つので美味しいコーヒーになるのでおススメですよ。
酸っぱいインスタントコーヒーについては、こちらの記事詳しく解説しています。
気になる人は、ぜひご覧ください!
関連記事:インスタントコーヒーが酸っぱいけど大丈夫?原因や酸味を抑える方法を解説
コーヒーの酸味と苦味の関係性
wingbeatcoffee
コーヒーの酸味と苦味に影響する要素は、焙煎度・豆の挽き方・お湯の温度・抽出時間の4つです。
酸味と苦味は対極の関係にあり、酸味を抑えようとすると苦味が強くなり、苦味を抑えようとすると酸味が強くなります。
4つの要素に銘柄の特徴が加わってコーヒーの味が決まります。
酸味が苦手で苦いコーヒーが好きな人は、図の右側に寄せるようにコーヒを淹れるといいでしょう。
酸味も苦手だけど苦すぎるコーヒーはちょっとという方は、真ん中付近でコーヒーを淹れて酸味の少ない銘柄を選ぶといいですよ。
酸っぱいコーヒーとは今日でお別れしよう!
コーヒーの酸味には、良い酸味と悪い酸味があります。
酸っぱいと感じるコーヒーは、基本的に悪い酸味が原因であることが多いです。
逆に良い酸味は、フルーティーで爽やかなのでコーヒーを美味しさをアップしてくれます。
最高の1杯を淹れるために、コーヒーの酸味をうまく活用してみましょう!