コーヒーフィルターの代用品6選!キッチンペーパーやお茶パックなどを紹介
「コーヒーを入れようとしたらペーパーフィルターがない!」ってことありますよね。
使える代用品がないかと家の中を探したという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、緊急時に使えるコーヒーフィルターの代用品からコーヒーの風味を変える代用品まで様々な用途の代用品をご紹介します。
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コーヒーフィルターの代用品6選
コーヒーフィルターは、抽出したコーヒーをろ過してコーヒー豆の粉がカップに入らないようにするアイテムです。
今回は、このコーヒーフィルターと同様の働きができる代用品を6つご紹介します
代用品1.キッチンペーパー
どこの家庭でも常備しているキッチンペーパーは、コーヒーフィルターの代用品筆頭です。
素材もペーパーフィルターと同じパルプなので、味も近いものが再現できます。
味のイメージは、「クラシックな苦み強めのコーヒー」になります。
使い方は、キッチンペーパをのミシン目1つ分だけ切り取り4分の1に折ります。
キッチンペーパーの角をドリッパーにセットし、コーヒー豆を入れれば即席フィルターの完成です。
注意点としては、キッチンペーパーの製造工程で漂白されるのですが、漂白が”酵素漂白タイプ”のものを選んでください。
漂白のタイプによっては、体に害のあるものがあります。
料理や食材のふき取りに使用できると記載のあるものは、「酵素漂白タイプ」なのでわからなければ使用方法で判断してください。
代用品2.茶こし
茶こしは、金属のコーヒーフィルターと似た特性を持っています。
コーヒーフィルターに比べて網目が荒いのでドリップが速くなり、味が薄くなることが多いです。
注意してゆっくりドリップするようにしましょう。
難点としては、網目が粗いのでコーヒーの粉が抜けてしまうことです。
なるべく網から抜けないように、粗目に挽いた豆を使いましょう。
代用品3.お茶・だしパック
緑茶やだしを作る時に使うパックもコーヒーフィルタの代用品になります。
パックの中にコーヒーの粉を入れて、お湯を注ぎ4分ほど待てば完成です。
お茶パックを使う場合は、ドリップではなく浸けおきで抽出(浸透法)します。
浸透法はフレンチプレスと同様の抽出方法なので、フレンチプレスで抽出したコーヒーに近い味わいが出せます。
お茶パックは、水出しコーヒー(コールドブリュー)を作る際にも使えるので常備しておいてもいいでしょう。
水出しコーヒーのレシピは、コーヒーの粉を入れたお茶パックと水をボトルに投入します。
冷蔵庫で8時間ほど冷やし、パックを捨てれば完成と簡単なので、気になる方は試してみてください!
代用品4.布
ネルドリップコーヒーというコーヒーを聞いたことはないでしょうか。
このネルドリップコーヒーは、布(ネル)でドリップしたコーヒーのことを指します。
そもそもペーパーフィルターが出てくるまでは、ネルドリップが主流だったので代用品としてもちろん使えます。
マイルドで独特な味わいになるので、ネルドリップコーヒーは根強いファンが多いコーヒーです。
布の管理や抽出に手間がかかる分、こだわりの一杯を作れます。
コーヒーのバリエーションを増やすという面でも1枚持っておいていいでしょう。
ネルドリップコーヒーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ネルドリップコーヒーとは?入れ方やペーパードリップとの違いを解説
代用品5.金属フィルター
ペーパーフィルター以外のフィルターというと金属フィルターを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
金属フィルターは、ペーパーフィルターで取り除かれるコーヒーのオイルを抽出することができるので、コクのあるコーヒーを作ることができます。
ペーパーフィルターに比べてコーヒーの風味が強く出るので、深みと香り豊かなコーヒーを抽出できるのが魅力です。
繰り返し使えて手入れや洗浄も簡単なので、代用品としてではなく金属フィルターに切り替えるという選択もあります。
代用品6.セラミック・陶器フィルター
目に見えない細かな穴が多数空いており、ペーパーフィルターなしでもコーヒーを抽出できるのがセラミック・陶器フィルターです。
使用後に水で簡単に洗えるので、手間があまりかかりません。
金属フィルターと同様にコーヒーのオイルを抽出できるので、コーヒーにコクが出ます。
また、遠赤外線効果で水に含まれるカルキや雑味を取り除くことができるので、マイルドな味わいになるのが特徴です。
陶器のフィルターは、有田焼や波佐見焼のフィルターが有名ですね!
コーヒーフィルターに関するQ&A
コーヒーフィルターなしで飲むとどうなるのか?
コーヒーフィルターなしで飲むコーヒーの方法として、「キャンプコーヒー(カウボーイコーヒー)」というものがあります。
「水とコーヒー豆を鍋に直接入れ火にかけて煮出す」という方法なので、簡単に作ることができます。
コーヒーの粉が混じるので、多めに作って上澄みだけ使うのがおすすめです。
残った粉の処理など後片付けに手間がかかるので、作る際は注意してください。
味は直接に出して抽出するので、かなりワイルドでパンチのあるコーヒーができあがります。
一風変わったコーヒーを飲みたい時に試してみるのもいいですね!
コーヒーフィルターは100均でもいい?
100均のものを使っても問題なくコーヒを抽出できます。
メーカーによる違いは、紙の繊維の隙間が異なることです。
線維の隙間によってコーヒーの味が変わります。
高価なペーパーフィルターの方が隙間が細かいので、しっかりとコーヒーを抽出することができます。
安価なペーパーフィルターは、隙間が粗く薄いコーヒーになります。
各自の好みに合わせてフィルターを選んでみましょう。
コスパは100均のペーパーフィルターが一番いいので、こだわりがない場合は100均で十分です。
また、ペーパーフィルターには茶色と白の2種類あります。
白はフィルターが漂白されており、茶色が無漂白になります。
漂白と聞くと体に悪そうですが、体に害のない方法(酵素系漂白)で漂白されているので安心してください。
2つの違いは、漂白されている白の方が紙の匂いが残らないので、香りが気になる方は白を選びましょう。
とはいえ本当に微妙な違いなので、実際はほぼわかりません。
私も正直全然わかりません。笑
コーヒードリッパーを手作りする方法はある?
コーヒードリッパーが壊れたりして急遽必要になった場合は、ペットボトルで代用できます。
ペットボトルの先端が円錐になっているので、真ん中で切って中にペーパーフィルターを入れれば急造の手作りドリッパーの完成です。
ペットボトルがない場合は、紙コップでドリッパーを手作りしましょう。
紙コップの底面をつまようじで穴を空けて、ペーパーフィルターを入れれば手作りできます。
コーヒーフィルターの代用品でおいしいコーヒーを入れよう!
緊急時の代用品からコーヒー味わいを変えるものまで、様々なコーヒーフィルターの代用品をご紹介しました。
用途に合わせてフィルターを使い分けておいしいコーヒーを楽しみましょう!