朝のコーヒーが良くない理由とは?飲む時間帯や飲み方のメリットデメリットを解説
朝のコーヒーは目覚めの一杯として欠かせないという人も多いのではないでしょうか。
実は、飲み方や時間帯によってデメリットがあるのをご存じでしょうか。
この記事では
- 朝のコーヒーが良くない理由・デメリット
- コーヒーを飲むのにベストな時間帯
- 朝以外でコーヒーを飲むのに良くない時間帯
など朝のコーヒーや飲む時間帯による影響を解説します。
この記事を読んで朝のコーヒーについて詳しくなりましょう!
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朝のコーヒーが良くない理由・デメリット
朝コーヒーを飲むと良くない理由は2つあります。
それぞれ気を付けるポイントがあるので、1つずつ解説していきますね!
1.朝のコーヒーが良くないのはコルチゾールが原因
朝のコーヒーが良くない理由の1つは、コルチゾールというホルモンの関係です。
コルチゾールには覚醒効果があり、体を覚醒させるために起床後にコルチゾールが分泌されます。
起床後、1時間程度でこのコルチゾールの分泌量が最も高まるのです。
カフェインには、コルチゾールの分泌を抑制する作用があり、起床後1時間以内にカフェインを摂取するとコルチゾール覚醒効果を低下させてしまいます。
そのため、朝起きてすぐのコーヒーは、逆に目覚めを悪くするので良くないのです。
参考文献:大正製薬 集中力アップや仮眠の際にも有効なカフェインとの正しい付き合い方
2.カフェインで血糖値が上がるから朝のコーヒーは良くない
朝のコーヒーが良くないもう1つの理由は、カフェインの影響による血糖値の上昇です。
カフェインは交感神経を刺激し、体内の血糖値を上げる作用があります。
朝食前の空腹状態でコーヒーを飲むと体内の血糖値を急激に上がり、インスリンが過剰に分泌されます。
過剰に分泌されたインスリンは、血中の糖を脂肪に変えるので肥満の要因になるので体に良くないです。
朝コーヒーを飲む場合は、血糖値を上げにくい食べ物と一緒に飲むと効果的です。
血糖値の上がりにくい食べ物は、肉・魚・野菜などがあるので意識してみてください。
コーヒーを飲むのにベストな時間帯は?
コーヒーを飲むおすすめの時間は、起きてから1時間後です。
起床1時間後はコルチゾールの分泌量が低下するタイミングなので、そのタイミングにコーヒーを飲むと効果的にカフェインの覚醒作用が働きます。
寝起きにすぐ飲むのではなく、会社の近辺で仕事を始める前に飲むなどすれば、午前中は眠くならずに覚醒した状態が続きます。
起床1時間後以外では、昼休憩中に飲むのもおすすめです。
昼休憩中に飲むと午後眠くならずに過ごすことができます。
特に昼休みに昼寝をする人は、昼寝の前に飲むとすっきり目覚めることができるので、スムーズに仕事を始めることができますよ!
朝以外でコーヒーを飲むのに良くない時間帯は?
朝以外でコーヒーを飲むのに良くない時間帯は夕方以降になります。
コーヒーに含まれるカフェインは、覚醒効果があるので夕方以降にコーヒーを飲むと眠れなくなる可能性があるのです。
コーヒーに含まれるカフェインは、摂取してから排出されるまでに5~7時間かかります。
夕方以降に摂取すると就寝時にカフェインが残っているので、睡眠の質が低下する可能性があります。
また、カフェインの利尿作用にも注意が必要です。
就寝前にコーヒーを飲むとトイレで起きる回数が増えてしまう可能性もあります。
中途覚醒によって、睡眠の質が低下してしまいます。
自身の就寝時間から逆算して、睡眠に影響の出ない時間帯でコーヒーを飲むように意識してください。
睡眠に影響が出そうな時間帯は、デカフェコーヒーにするなど飲み方を変えてみましょう。
コーヒーを飲んではいけない時間やタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
関連記事:コーヒーを飲んではいけない時間はいつ?ダメな理由とベストなタイミングを解説
コーヒーを飲むことで得られるメリット
これまで朝のコーヒーが良くない理由やデメリットをお話ししましたが、コーヒーには飲むことで得られるメリットもあります。
コーヒーを飲むことで得られるメリットはこちら
ではそれぞれ解説していきますね!
また、こちらの記事でもコーヒーの健康効果について、詳しく解説しているのでぜひご覧ください!
関連記事:ブラックコーヒーの健康効果は何がある?効果を高める飲み方やタイミングを解説
リラックス効果
コーヒーの香りにはリラックス効果があると言われています。
人はコーヒーの香りを嗅ぐと心身がリラックスするアルファ波という脳波が増加するため、コーヒーを飲むことでリラックスすることができます。
香りだけでも効果があるので、カフェインレスやデカフェコーヒーでも効果があります。
コーヒーのリラックス効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方はぜひご覧ください!
関連記事:コーヒーのリラックス効果でストレス解消!気分が落ち着く理由などを解説
脂肪燃焼・ダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼やダイエット効果があります。
カフェインは、新陳代謝を促進し、脂肪燃焼を助ける働きがあるのです。
そのため、コーヒーを飲むことで体内の脂肪がエネルギーとして使われやすくなり、ダイエット効果が期待できます。
運動の30分前にコーヒー飲むと効果的に脂肪燃焼が促進されて、ダイエットの手助けになりますよ!
ブラックコーヒーのダイエット効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ブラックコーヒーのダイエット効果が凄すぎ!痩せるやり方やカフェインの効果などを解説
アンチエイジング効果
コーヒーを飲むことでアンチエイジング効果も期待できます。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸には抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑制する効果があります。
活性酸素はシミしわの原因になる物質なので、活性酸素を抑制できるクロロゲン酸はアンチエイジング効果があると言えます。
また、クロロゲン酸には血行を改善する効果もあります。
血行が改善されることで十分な栄養が細胞に行き渡るため、肌のターンオーバーを促進します。
そのため、肌のハリや潤いを維持できる状態になるのです。
参考文献:花王 クロロゲン酸 花王の最新研究
覚醒効果
眠気覚ましにコーヒーを使っている人もいるので、コーヒーの覚醒効果はご存じの方も多いのではないでしょうか。
これはコーヒーに含まれるカフェインが中枢神経を刺激し、眠気を覚ます効果があるためです。
目を覚ます効果以外にも集中力をアップさせる効果も期待できます。
コーヒーを飲んでから約30分程度で、カフェインが体内に吸収されて効果が出始めます。
集中したい仕事の30分前に飲むなどして活用してみましょう!
朝コーヒーをダイエットに活かすやり方や飲むタイミングは?
朝コーヒーをダイエットに活かすためには、飲むタイミングが重要です。
まず、コルチゾールの覚醒効果を活かすために飲むタイミングは起床してから1時間後にしましょう。
このタイミングでコーヒーを飲めば、1日のスタートから代謝が高い状態で過ごすことができます。
また、運動をする場合は運動をする30分前にコーヒーを飲みましょう。
そうすることで脂肪燃焼効果が高い状態で運動できるので、ダイエットの効率がアップします。
理想は、起床してから1時間後にコーヒーを飲んで、その30分後にジョギングなどの運動を行うことです。
ただ、仕事がある日は上記のスケジュールで行うのは厳しいかと思いますので、休日に行うだけでも効果的ですよ!
良くない時間帯を避けて朝コーヒーの効果を活かそう!
朝起きて1時間以内にコーヒーを飲むと人間が本来持つ覚醒効果を邪魔してしまうので、目覚めが悪くなってしまいます。
そのため、コーヒーは起きてから1時間後に飲むように心掛けてください。
飲むタイミングにさえ気を付ければ、朝にコーヒーを飲んでも問題ありません。
特に、午前中にコーヒーを飲むと1日の代謝が上がり、ダイエット効果が高まります。
その他にもコーヒーには、アンチエイジング効果など嬉しい効果がたくさんあります。
飲むタイミングに気を付けてコーヒーの効果を活かしていきましょう!